「尿道オナニー」とは、尿道の奥にある前立腺を刺激することで得られる快感を目的としたオナニーです。
前立腺を刺激されることによって、射精を伴わないドライオルガズムに達することができます。
前立腺は、男性の生殖機能に関わる内性器であるため、男性にしかなく、その役割は、精子に栄養を与え、保護する前立腺液を作ることです。
女性には前立腺が存在しないため、尿道オナニーは男性にしかできないオナニーです。
今回は「尿道オナニー」の意味や正しいやり方、注意点に至るまでわかりやすく解説します。
「尿道オナニー」の意味とは?
尿道オナニー
意味:尿道の奥にある前立腺を刺激することで得られる快感を目的としたオナニーのこと。
尿道オナニーは、尿道の奥にある前立腺を刺激することで得られる快感を目的としたオナニーです。
前立腺を刺激されることによって、射精を伴わないドライオルガズムに達することができます。
尿道は男性の身体の中で最もデリケートな部分なので、正しいやり方、注意点について理解しないと、身体に不調をきたす危険性があります。
具体的には、尿道そのものを傷付けたり、痛みを覚えたり、最悪の場合は感染症を患う可能性もあります。
「尿道オナニー」の正しいやり方について解説
男性の身体の中で最もデリケートな部分である尿道を使ったオナニーである「尿道オナニー」はどのようにすればいいのでしょうか?
男性には女性にはない前立腺が直腸と恥骨の間にあり、膀胱の出口で尿道を取り囲んでいます。
前立腺は男性の生殖機能に関わる臓器で、主な働きは精液の15〜20%を占める前立腺液を分泌することです。
前立腺液には精子を守る働きがあります。
さらに前立腺は、生殖機能だけでなく排尿のコントロールにも関係しています。
詳しい働きについては、まだ未解明の部分が多いのですが、このように前立腺を刺激する尿道オナニーは、身体の中でも重要な働きをするパーツを扱うことを十分に理解することが大切です。
しかし、まだ解明されていないことが多い前立腺は、医学的な根拠がわかっていないからこそ、そこには最高の性的快感があるのかもしれません。
事前準備について
尿道オナニーは、上述の通り、尿道や前立腺がとてもデリケートなパーツであるが故に、怪我をしないように事前準備が必要です。
今回の最大の注意点は「清潔にする」ことです。
シャワーを浴びて尿道の奥までキレイに洗い流しましょう。
尿道オナニーの途中で少しでも違和感や痛みを感じた場合は、すぐにストップしてください。
尿道オナニーは、尿道カテーテルを用いるのがオーソドックスな方法です。
尿道カテーテルとは、何らかの障害で通常の排尿が困難な方を排尿されるために、尿道を通して膀胱まで挿入して使用する細い管の形状をした医療器具のことです。
従来の使用方法はオナニーを目的としてないので、使用する時には、十分に注意して取り扱う必要があります。
特に初めて尿道カテーテルを使用する方は、どの種類のものを選べいいのかわからないと思います。
権藤光
5mmや6mmもあるのですが絶対に怪我するので使わない方がいいです。
ロビンソンカテーテルは本来であれば医療用カテーテルとして病院で使用されているのですが、尿道オナニーのしやすさからアダルトグッズ販売店でもよく売られています。
また、医療用なのですでに消毒済みなのもグッドポイントです。
仰向けになってリラックスして挿入
初心者の場合、カテーテルを挿入することを想像すると、どうしても緊張してしまいます。
しかし、緊張すればするほどカテーテルは尿道に入りづらくなります。
それを避けるため、ゆっくりとお風呂に入るなどして身体をリラックスした状態にしましょう。
権藤光
いよいよカテーテルを尿道に挿入するのですが、無理に挿入すると尿道との間に摩擦が生じて怪我してしまうので、亀頭の尿道口付近とカテーテルの側面に塗ってください。
ここでも市販のローションを使用するのではなく、医療用のローションや潤滑ゼリーなどを購入して使用することをオススメしています。
挿入時はベッドの上で仰向けになって、ペニスを指で支えて、指先で尿道口を開きながらゆっくりとカテーテルを挿入していきます。
カテーテルで前立腺を刺激する
尿道の中にカテーテルが入っていく段階でも、尿道が刺激されることによって排尿時のような快感を得ることができます。
しかし、尿道オナニーの最大の目的は、更に深くまでカテーテルを挿入して前立腺を刺激することです。
男性の尿道の長さは一般的に18〜20cmの長さがあり、それに応じてカテーテルの長さも18cm〜22cmは必要です。
カテーテルを挿入していくと、膀胱の下側にまとわりつくように前立腺が存在します。
前立腺は飴玉くらいのサイズで、カテーテルを20cm前後挿入すると、ちょうど前立腺に到達します。
カテーテルが前立腺に当たる刺激で、いわゆるドライオルガズムを感じることができます。
ドライオルガズムは射精を伴わないので、連続で何度もイクことができます。
人によってはセックスよりも気持ちいいと感じるほどの快感を得ることができます。
尿道オナニーの注意点
すでに何度も述べていますが、尿道オナニーは男性の身体の中で最もデリケートな部分を刺激するためリスクも存在することを理解する必要があります。
最大のリスクは、尿道を傷付けて、何かしらの障害が残ることです。
尿道は粘膜ですので、非常に傷付きやすい器官です。
少しでも違和感や痛みを感じた時はすぐにストップしてください。
尿道が傷付くと、例えば、排尿時に痛みを伴うようになり、トイレの度に苦痛を感じることになります。
また、場合によっては、排尿障害や尿道狭窄(きょうさく)症などの障害が残る恐れもあります。
他にも、不衛生な状態で尿道オナニーすると感染症の危険性もあります。
使用するカテーテルは常に新品なものを使ってください。
当然ですが、尿道や前立腺に傷が付いた場合には、更に感染しやすくなります。
『LOVE MONSTER』編集長からアドバイス
ここまで尿道オナニーについて解説してきました。
尿道オナニーは、カテーテルで前立腺を刺激することで通常のオナニーでは経験できないような新しい性的快感を得ることができます。
しかし、一方で、身体の中で最もデリケートな部分を扱うことをちゃんと理解して清潔第一で行わないと取り返しのつかないことになりかねません。
しかし、一度、前立腺を刺激してドライオルガズムを感じてしまうと、通常のオナニーに戻れなくなってしまいます。